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更年期女性の10人に1人? 医者にも知られていない病気とは?【ドクターG】

検診1
6月7日放送のNHK「総合診療医 ドクターG」で「背中が痛む」と題して、背中の痛みに悩む女性の例が紹介されました。

いろいろな検査をしても、「異常なし」

原因が分からずに、苦しまれていました。

実は、更年期女性の10人に1人は発症する可能性がある、でも、知らない医師も多い病気でした。

一体、どのような病気なのでしょうか?

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今回のドクターG


今回のドクターG(ジェネラル)は、岡山大学病院「総合内科」の片岡仁美教授。

片岡先生がいる総合内科は、問診が丁寧なことで有名だそうです。一人平均20分も診てくれるそう。

問診でみる表情や言葉のトーンが病気を診断するヒントになるとおっしゃていました。

主訴「背中が痛む」


稲葉ちえみさん (50歳) 主婦、168cm、52kg。

姑の認知症で介護生活となり、毎日、大変な介護を経験されていました。

夜、背中に激しい痛みを感じ、立っていられない状況に。

ちょうど、電話中だった娘さんに付き添われて病院を訪れました。

その日の夕方から、肩に違和感があったそう。

その後、夜7時、夕食後も左肩の痛みが続く中、夫と介護で話し合おうとしても、夫は介護に無関心でちえみさんに任せっぱなし。

その後、夜8時に激痛が走り、倒れてしまいました。

背中は1年ほど前から、月に1~2回、痛みがあったそう。

特に、寒くなると、痛みが増え、月に3~4回に。

時には、明け方、背中の痛みで目が覚めることも。

その他、問診で分かったことは
  • 1年前から生理は不順だが、ある
  • 手先が冷えたり、汗が噴き出すなどの更年期障害の症状がある
  • 虫歯もないのにあごが痛い、2~30分で収まる
  • 背中を押しても痛みはない(圧痛はない)
  • 体の奥が痛いような感じがある
  • 心音、呼吸音に異常なし
  • 何件も病院で診察を受け、検査もしたが、レントゲン、エコー、心臓カテーテル検査、CTスキャン、MRIすべて異常なし
  • 心療内科にも行ったが、異常なし
  • やがて精神的なものと決めつけられ、痛みを相談できなくなった

気になる病気は?


症状を聞き、研修医たちが挙げたのは、すべて心臓の病気でした。

心臓の関連痛の場所

心臓に問題が起きた時、関連痛が起きることがあります。

痛みが起こるのは、あご、肩、背中など。

これは、心臓からの痛みの信号が、脊髄(せきずい)を通って脳に到達するのですが、脊髄には、心臓と違う場所の痛みの神経も通っているために、痛みを引き起こすのです。


心臓カテーテル検査に映らない血管?

心臓カテーテル検査は、心臓に特殊な細い管(カテーテル)を挿入し、カテーテルの先端より造影剤を注入して、心臓の血管(冠状動脈)の状態を映し出す方法です。

冠状動脈の細くなったり、詰まったりしている部分を写し出すことができ、現在、狭心症、心筋梗塞の診断を確実に正確に行うために欠かせない検査です。

ですが、人間の心臓には、冠動脈だけではありません。

もっと多くの微小血管(心臓の微小血管)が張り巡らされているのです。

心臓は血管の塊なのです。


微小血管が詰まっている?

更年期になると、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが急減します。

更年期のゆらぎからの解放をサポートするサプリメントはこちらの記事でレビューしています⇒

エストロゲンには、動脈硬化を防ぎ、血管を拡張させる働きがあります。

更年期障害でエストロゲンが減少することで、血管の拡張作用が弱まり、心臓の微小血管が狭窄することがあります。

最終診断結果「微小血管狭心症」


最終的な病名は、「微小血管狭心症」でした。

検査で異常がなくても症状が出る場合、冠動脈だけではなく、もっと細い血管が狭心症を起こしていることもあります。

まだ知られていない病気

先に述べましたように、更年期になり、エストロゲンが不足することで、血管の拡張作用が弱まります。

更年期の女性10人に1人は、この症状の可能性があるといいます。

ですが、この「微小血管狭心症」は、まだあまり知られていない病気です。

日本では、2010年に日本循環器学会「循環器領域における性差医療に関するガイドライン」にこの病気のことが初めて記載されました。

学校では、習ってない生徒も多いのです。

多くの検査で異常なしと出るので、注意が必要です。

この病気には「カルシウム拮抗薬」「ニコランジル」などが効くことがわかっています。

ちえみさんは、これらの薬を長期服用し、現在は元気に過ごしていらっしゃるそうです。

「その手を離してはいけない」

ちえみさんは、なかなか原因が分からず、1年以上も苦しまれていました。

以前も、更年期障害と気がつかずに苦労された方の話がありましたね。こちらの記事を参考にしてください⇒更年期女性を襲う「四重苦」 見つかりにくい症状とは?【けさのクローズアップ】

今回は、更年期障害期の10人に1人程度と「珍しい」病気ではないのに、知名度が低く知っている医師が少ないというのは心配になります。

更年期は心身ともに不調が出やすい時期なので、注意が必要ですね。

片岡先生は次のようなことをおっしゃいました。

「検査に異常がなくても、患者さんに症状がある時はその手を離してはいけない」

「検査に異常がない」だけで終らせてはいけないと。

片岡先生は、たまたまガイドラインを知っていたから、この病気にたどり着いたそうです。

医者は常に勉強だとおっしゃっていました。

本当に熱心な先生ですね。そのような先生に診てもらいたいものです。

それに比べて、ちえみさんのご主人は……。

奥さんが痛みを訴えているのに、「検査しても異常なしだからいいんだよ」という態度。

「介護させているから、あてつけじゃないだろうな」
とも。

ひどい……。

もし、本当に異常なしだとしたら、ストレスなのか? 介護で精神的に追い詰められていないか?など心配すべきでは?

介護が辛くて、ちえみさんがうつ病などになってしまったら、それこそ大変でしょうに。

まずは話を聞くところからでないでしょうか?

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